3歳で渡米。もの凄く人見知りだった性格から、自他共に知らなかった大胆な一面が静かに動き出す。英国に移り、いよいよ「Chatter box =おしゃべり」という定評が、成績表にまでつけられるようになる。

この頃、Roald Dahlの本に読み暮れ、子供目線の大人世界、そして文章が創り出せる世界の力に魅了される。

高校留学時、アメリカ劇の独り・二人芝居の全国大会に出場し、また、Ａir Force Bandとの親善交流にトロンボーン参加という貴重な機会を頂く。その間、毎日課される大量の英語の宿題のお蔭で、書いて伝えることを磨きあげられる。

大学時代のアカペラ・サークルを最後に、音との関係を封印していたが、運命の悪戯で日本に戻ってきた年に転機が訪れる。数足の草鞋を履いた生活を過ごす傍ら、素晴らしいミュージシャン達に出会い、もう一度主体的に音楽や表現に関わりたいという想いが募ってくる。

現在、「一人ひとりのリフレッシュ・リセット・インスピレーション」の力を秘めた音楽・アートの可能性を楽しみつつ、言葉・音の両側面から、マイペースに活動を広げる。